2017年4月27日木曜日

「音声データ」! 籠池氏と財務省の面談の内容


森友問題で新証拠の「音声データ」が! 籠池氏と財務省の面談の内容が明らかに!「昭恵夫人のほうからも…」との言葉も

 やはり、まだまだ幕引きなどできるはずがない──。森友学園問題でまたも新たな証拠が飛び出した。昨日放送された『報道ステーション』(テレビ朝日)で、籠池夫妻が財務省と面会した際の「音声データ」が公開されたのだ。

 この面会が行われたのは、2016年3月15日。杭打ち工事によって地下から埋設物が発見された、すぐ後のことだ。面会した相手は、財務省理財局国有財産審理室・田村嘉啓室長。そう、例のFAXで総理大臣夫人付職員の谷査恵子氏に土地取引について丁寧な返答を行っていた人物である。

 音声データによると、籠池理事長に対して田村室長は「状況の報告は受けてますので、どういう状況になっているのかというのは一応、承知しております」と挨拶。一方の籠池泰典理事長(当時)は「どうも我々が俗な言葉で言うと、舐められているようなかたちをしていると、ずっと前から感じてましてね」と言い、こう訴えるのだ。

「今回お邪魔した主たる目的というのは何かと言うと、財務省の近畿財務局の方が、ガラとか有害物質が入っている土を『もうそのまま埋め戻してほしい』と、運ばないで場内に埋め戻して欲しいなんていうことが発生した」

 籠池理事長がここで問題にしている「ゴミの埋め戻し」というのは、2015年9月4日に行われた財務省近畿財務局と国土交通省大阪航空局、施工業者、設計事務所との面談で出てきたものだ。この際、どんな打ち合わせが行われたのかについては、施工業者が作成した「打ち合わせ記録」に記載されている。

財務省が籠池氏に「特例」「ちゃんと検討する」

 その「打ち合わせ記録」によると、業者側が「(出てきた産廃土を)すべて撤去となると膨大な金額となる為、工事を進めてよいものか判断頂きたい」と発言。それに対して近畿財務局側は「地価を上回る瑕疵が発生する国有地を貸し出しすることは出来ないので契約取止めになる」「借主との紛争も避けたいので場内処分の方向で協力お願いします」と回答している。

 工事で出た産廃土は土とごみとに分けて処理することが廃棄物処理法によって義務づけられており、近畿財務局は廃棄物処理法違反にあたる指示を行っていることになるが、この近畿財務局の対応に籠池夫妻は激怒。音声データのなかで籠池夫人は、田村室長に「なんで借料払わなアカンのですか? なんでですか? 230万近くを毎月払わなアカンのですか?」とまくし立てている。

 対して、田村室長の返事はこのようなものだった。

「国有地の、全国にありますけど、管理処分っていうのは基本的には全部、財務局の権限でやってるんです。ただ特例的なものは我々のところにも相談来ますんで、こういう事実を踏まえてどうしたらいいのか、これはちゃんと検討しますんで」

 そして実際、この面談からわずか9日後に、森友学園は契約を借地ではなく土地購入を申し出、その後は大阪航空局がゴミ撤去費用を約8億円と算出し、6月20日に撤去費用が値引きされた1億3400万円での売買契約が結ばれたのだ。まさにミラクルな「神風が吹いた」状態と言えよう。

音声データには昭恵夫人の名前が何度も!

 しかし、今回公開された音声データにおいてもっとも聞き逃せない部分は、籠池理事長が“あの人の名前”を強調するようにたびたび口にしていることだろう。無論、安倍昭恵夫人その人の名だ。

 田村室長に対して、籠池理事長はこんな話をしている。

「昭恵夫人のほうからも、たしかここも聞いてもらったこともあると思いますけど」
「棟上げ式に首相夫人が来られて餅をまくことになっているから、だから余計ね、僕はびっくりしてしもたんですよ。これ、棟上げ式ずれるんとちゃうかなっていうやつがあるでしょ。やっぱりね、そんなバカなことようやるなあ」
「今回はやっぱりね、これは、あの方自身が愚弄されてると思ったから、僕、来たんです。これはアカンと、こんなことしてたら大変なことになるなあと思いまして。僕は自分のために来たんじゃない」

 籠池理事長の迫り方は、まるで「首相の夫人が名誉校長の小学校が予定通り開校できないようなことがあっていいのか」と言っているようなものだ。ようするに、財務省が国有地を激安に設定した裏では、総理夫人付職員からの問い合わせしかり、籠池理事長の今回の話しかり、つねに昭恵夫人の存在がちらついていたのだ。

 安倍首相は国会で「私も妻も理財局長等に(国有地売却について)言っていないのに、名誉校長に安倍昭恵という名前があれば印籠みたいに『恐れ入りました』となるはずがない」と答弁したが、もはやこれはどう考えても、昭恵夫人の名前が印籠になっていたということだ。

 北朝鮮の脅威を煽ることで国民の目を完全に森友学園問題からずらそうと必死の安倍首相だが、そうは問屋が卸さない。昨日の国会で共産党の宮本岳志衆議院議員は田村室長の参考人招致を求めたが、早急に実施されるべきだろう。もちろん、安倍昭恵夫人の証人喚問も、だ。

(編集部)


財務省、森友との契約「特例」 面会時、籠池氏が録音
http://www.asahi.com/articles/ASK4T7VTSK4TUTIL07W.html?iref=comtop_8_03
2017年4月26日01時24分 朝日新聞 後段文字お越し

 森友学園(大阪市)への国有地売却問題で、学園の籠池泰典氏が昨年3月15日に財務省幹部と面会した際、学園との土地取引について幹部が「特例」と述べていたことがわかった。地下で新たに見つかったごみについては「重要な問題」とし、話し合いに応じることを伝えていた。

 朝日新聞はノンフィクション作家、菅野完(すがのたもつ)氏から面会の音声データを入手。籠池氏が取材に対し、自ら録音したものと認めた。

 籠池氏は同月11日、賃貸契約を結んでいた国有地で小学校建設を進めている中、地中から新たなごみが見つかったと近畿財務局に報告。面会はそれを受けて籠池氏が申し入れた。

 籠池氏によると、相手は財務省の田村嘉啓・国有財産審理室長。音声データによると田村氏は籠池氏に対し、売却ではなく当面は貸し付けとした土地の契約について「特例」と発言。国有地の管理処分は出先の財務局の権限としたうえで、「特例的なものは我々にも相談が来る」と述べていた。

 新たなごみは、「重大な問題だと認識している」とし、近畿財務局から「本日の夕方にも(籠池氏に)電話をして、明日、近畿財務局の方からお伺いをして土壌の処理をどう進めていくかを話しましょう」と報告を受けたと伝えていた。

 籠池氏は「我々にご支援いただいている議員もいる。(安倍晋三首相の妻の)昭恵夫人の方からも確かここも聞いてもらったことがあると思う」などと発言。面会の9日後、この土地を買い取ると申し入れ、同年6月に鑑定価格の1割超の値段で売買契約が結ばれた。

 朝日新聞は24日、財務省に面会のやり取りについて取材を申し込んだが、25日夜までに回答はない。財務省の佐川宣寿理財局長は、25日の衆院財務金融委員会でこの面会について問われ、「(田村氏は)埋設物への早急の対応を求められたということは強く覚えていて、現場で適切に対応するということで答えた」と述べた。


“森友8億円値引き”の謎 音声記録が明かす新事実
2017年4月25日放送 22:04 - 22:15 テレビ朝日 報道ステーション (ニュース) 「TVでた蔵」

財務省理財局 国有財産審理室長と森友学園元理事長夫妻が2016年3月15日に面会した際のやりとりを録音したとしたとされる音声データを入手。3月11日にゴミが大量発見され、3月24日には土地購入を申し入れている。

森友学園の元理事長夫妻と、財務省理財局 国有財産審理室の室長と部下たちの面会の音声データを公開。小学校の工事を請け負っていた業者と近畿財務局との打ち合わせ記録では、地中の埋設物をすべて撤去すると地価を超える費用がかかるため「場内処分の方向で協力をする」と近畿財務局が要請していたことを元理事長が話している。元理事長は「こんなので小学生の安心・安全な教育ができますか?」と訴えている。さらに「将来的には8階建てにして中学校を建てる計画があり、そうすればゴミを全部撤去しないといけない」と話している。

財務省側は「国有地の管理処分というのは基本的に財務局の権限でやっている。ちゃんと検討する」と話している。この音声データについてテレビ朝日は財務省に問い合わせたが、「誰がどうやって録音したかわからないものを確認するつもりはない」としている。

今日の国会で佐川宣寿理財局長は「9月に大阪航空局とともに関係業者と工事内容等について打ち合わせを行なっていた記憶はあるが、業者に対し産業廃棄物の場内処理を求めるような発言を行なったことはなかった」と述べている。3月15日の面会後の24日に元理事長は土地の購入を申し入れ、6月には9億円の国有地を8億円引きで契約を結んだ。


森友8億円値引きの謎・音声記録が明かす新事実
https://jcc.jp/news/12161221/
04/25 22:12 テレビ朝日 【報道ステーション】 JCC

森友学園の建設予定地をめぐる一連の問題。

2016年3月15日、籠池前理事長夫妻が財務省理財局国有財産審理室・田村嘉啓室長と面会。

国会(衆議院財務金融委員会)で財務省理財局・佐川宣寿理財局長は「9月初旬に大阪航空局とともに関係業者と工事内容等について打ち合わせを行った記憶はある。

業者に対して産業廃棄物の場内処理を求めるような発言を行ったことはない」と述べた。

共産党・宮本岳志衆議院議員は「理財局との面談で9月4日の打ち合わせ記録が話題となり、財務省職員の埋め戻し発言について籠池前理事長側からクレームがあったのでは」と質問し、佐川理財局長は「本人の記憶では、新たに発見された埋設物への早急な対応がやりとりをした記憶で、具体的な内容等については記憶していない」と述べた。
証人喚問で籠池前理事長は「その時は神風が吹いたと思った」と話した。

「待ってて、誰かに言ってくる!」

“つまり知らない人を疑う判断を子供にさせるのではなく 
「待ってて、誰かに言ってくる!」 
これを必ず言うことを教育するのです。 

先の訓練では例えば周りに大人がいない状況を作り、 
職員室なりに大人を探しに行かせる。 
友達に伝える子には「50点!大人に言ってね」とダメ出しをする。 

「待ってて、誰かに言ってくる!」という表現は 
相手が疑わしくても優しく見えても、 
どちらにしても気遣いなく発しやすいです。 
良い人なら待ってますし、悪い人ならすぐに離れます。 
子供自身も「待ってて、誰かに言ってくる」と言ったからには 
次の行動は即座に場を動くことになります。”

2017年4月26日水曜日

ツタヤ図書館をつくった自治体

 来年3月、山口県周南市の徳山駅前にオープン予定の新図書館に、またひとつ疑惑が持ち上がった。
 この図書館を空間プロデュースから手掛け、開館後は指定管理者として運営を一手に担うのは、レンタル大手・TSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)だ。同社が2011年に東京・渋谷にオープンした代官山蔦屋書店を彷彿とさせる、イメージ先行の図書館がまたひとつつくられようとしている。
 3月18日付当サイト記事『ツタヤ図書館、ダミー本3万5千冊に巨額税金…CCC経営のカフェ&新刊書店入居』において、152万円もの税金を投入して、中身が空洞の“ダミー本”を3万5000冊分も購入する計画であると報じ、大きな反響を得た。
 中心市街地開発の一貫として、建設が予定されている駅ビルにできる複合施設内に、国の補助金をもらうために公共図書館をつくる――。そんな周南市の計画は、佐賀県武雄市、神奈川県海老名市、宮城県多賀城市、岡山県高梁市に続き、同じくCCCが運営する「ツタヤ図書館」と酷似した、典型的な「ハコモノ行政」だった。
 だが、この図書館では、さらに驚くべき事態が進行していた。
 3月上旬、3万5000冊のダミー本を購入する件について、筆者が周南市に問い合わせをしたとき、担当者からなぜか「洋書のことですか?」と聞かれた。そのときは、図書館の蔵書として洋書も入れるのだろうと漠然ととらえていた。ところが、担当部署と市議会関係者に取材してみると、洋書も「本に囲まれた圧倒的な空間づくりのため」と、ダミー本と同じ目的で購入すると明言したのだ。
 担当するのは、新図書館建設プロジェクトを推進している中心市街地整備課。予算も、蔵書購入等の開館準備費用とは別に、移動式書架や家具などの設備関係の製作費として計上されていた。取材してみると、おかしな発言ばかりが出てくる。
「飾りのために置くものなので、取り出して読むことはできない」
「蔵書データに載らない」
「貸出も不可」
「高層書架の上層部に固定する」
「新刊か中古かは問わない」
 このように、市は洋書を完全に書架を演出する装飾用小道具としてとらえていることが判明した。
 中身が空洞のダミー本の場合は、「高い位置に重い本を配架するのは危険だから」との言い訳も立つが、重厚な洋書を高層部分に配置するのは危険極まりない。
「洋書を配置するのは、吹き抜け部分の超・高層書架部分です。高さは8.8メートル。うち高さ3.8メートルまでは、一般の蔵書を配架します。それよりも上の高さ5メートル、横17メートル、14段、延べ247メートルにわたって、すべて装飾用の洋書を固定して配置する計画です」(周南市中心市街地整備課)
 これらはすべてCCCの提案によるもので、「本に囲まれた圧倒的な空間演出」のためだという。


 周南市は、装飾用の洋書をいったい、いくらの費用をかけて、何冊購入する計画なのか。 先述の記事でレポートしたダミー本3万5000冊分に費やす総費用は152万円と、1冊当たりの単価は四十数円だったが、洋書の場合は、そんな額では済まないはずだ。
 担当部署に問い合わせたところ、当初「現在、相見積もりをとっているところなので、3月期末までには判明する」と回答があった。ところが、「ダミー本大量購入」の事実を当サイトが報じたことにより、新図書館建設に批判的な意見が噴出し、市の対応は一変。
 4月に入って問い合わせると「装飾デザイン及び書架・家具製作業務委託費全体で8900万円」とだけ明かし、それ以上の細かい項目については、「CCCの同意がないので公表できない」と開示を拒否した。そこで、CCCにも問い合わせたが無回答だった。
 そこで、市議会の会議録やCCCが過去に開館準備を手掛けたほかの公共図書館における開示文書などのデータを基に、周南市が洋書にかける額を試算してみた。
 まずは、購入予定の洋書冊数だ。判明しているのは、周南市の新図書館の吹き抜け高層書架は、延べ247メートルとなっている。厚さ2センチの本が1万2350冊収納できる。
 市議会の会議録によれば、内装や移動式書架、専用の椅子、テーブルなどの備品購入は、いずれもCCCの提案によるもので、そこにかける費用も数年前にリニューアルした別の市立図書館の約3倍だという。国からの巨額補助金が湯水のごとく注ぎ込まれているためか、かなり贅沢なつくりになっているらしい。
 そんな贅沢さの象徴的な存在が、インテリア小物としての洋書だったのだ。インターネット通信販売で洋書の価格を調べてみると、「デコラティブブックス」「インテリアブックス」といった名称で販売されているものが多くみつかる。それらは中古でも、薄い本で1冊当たり500~1000円、革表紙風の古典的な洋書なら1冊3000~5000円もザラだ。
 装飾用の中古本も扱っている都内の老舗洋書店に聞くと、店長が次のように話す。
「うちでは、ディスプレイ用の中古洋書は、店頭は500円から、通販は900円から販売しています。ただし、1000冊以上の大口になりますと、単価は1200円と高くなります。高いものも交ぜないと冊数を確保できないからです。1000冊を超えると、お客さまのご希望や本の内容、見かけなどの要望は聞かず、“お任せ”になってしまいます。
 2000冊以上は、うちでは扱ったことはありません。8メートル超の高層書架に配架するというのは信じられません。洋書は、重いものでは3キロ以上あるので、そんな高いところから地震で落下すると、死人が出るおそれがあります」
 周南市は、「高層書架の安全対策は万全」と胸を張っているので、相当な対策をとっているとは思うが、やはり不安は拭えない。




 ともかく、仮に市場価格1冊1200円の本を1万2000冊購入すると考えれば、運搬、設置等の費用を除いた本体だけで1440万円もかかることになる。
 一方、周南市の予算をみると、洋書の費用が計上されているのは、CCCに随意契約とした「装飾デザイン及び書架・家具製作業務委託」である。
 什器(床に置く移動式書架)、照明スタンド、サイン類、置物、絵画数点、植栽などを含めた総額は1億2100万円だ。このうち「書架・家具の製作」部分が6600万円、「装飾及びサインのデザイン企画」が5500万円であることが、議会答弁から判明した。
 詳細は省くが、このデータを基にして、過去にCCCが手掛けた佐賀県武雄市図書館のリニューアル工事に関する開示文書のデータなども参考にして導き出した「装飾用洋書」の推定費用は、およそ2000万円に上る。
 公共図書館の中に、中身空洞のダミー本を3万5000冊も並べるだけではなく、もっとも目立つ中央の吹き抜け部分に、1万冊以上の“読めない本”を飾ろうとしているのだ。
 吹き抜け高層書架部分除くと、最大収容能力は10万冊とされているが、そのうち“読める”図書は6万冊だ。ダミー本3万5000冊分、飾りの洋書が(推定)1万2000冊分の計4万7000冊分が“読めない”。ある図書館関係者は、次のように語り、ツタヤ図書館の姿勢を嘆く。
「そんなに潤沢な予算があるのなら、1冊でも多く子供向け絵本などを入れたほうがはるかに市民に喜ばれるのではではないでしょうか。1000万円の予算があれば、2000円の図書が5000冊も余分に買えます」
 公共図書館の概念が根本から崩壊しかねない事態を受けて、周南市の市議会関係者は憤りを隠さない。
「新図書館に関しては、市長もほかの議員も、みんなCCCのいいなりです。ダミー本も今回の洋書も、ろくに議論されませんでした。多額の税金を使って、一民間企業がやりたい放題する図書館をつくるなんて、とんでもなく不遜な行為だと思います」(市議会関係者)

専門家はダミー本、洋書による「雰囲気づくり」を批判

 公共図書館において、ダミーや装飾用の洋書を配置することは、果たして適切なのか。「まちづくり」や「ひとづくり」に役立つ図書館について全国で講演を行い、現在は大学で図書館学を教えている、愛知県田原市図書館元館長の森下芳則氏が学生を相手に講義した内容を、ご本人の許可を得たので紹介したい。
 まずダミー本について、学生たちは「雰囲気づくりにはいい」「(軽いダミーを)高い位置に置くのは、安全対策としては合理的なのではないか」という感想を述べたが、これに対して、森下氏は次のように解説している。
「雰囲気は、建築の造形と、その中で行われる営みによって生まれるものだと思います。紀元前25年頃の世界最古の建築理論書『ウィトルーウィウス建築書』では、建築の要件として『十分な強さをもって、安全である』『求められる機能を充たしている』『造形的に芸術性豊かなものである』という3つを挙げています。建築としての合理性があって、造形の美しさの追求が、その建築物の魅力になるのです」
 近世の大広間図書館については、「利用のためのものではなく、あくまで権力を誇示するための図書館」との教科書の記述を紹介したうえで、こう断じる。
「高い書架は、権威の誇示という点では合理的ですが、図書館の利用のためではありません。現在でも、高い書架は知識の殿堂というイメージがありますが、いまや公共図書館は知の殿堂ではなく、日々の暮らしの中で多くの人に利用されるためのものです。高い書架も、建築物としての合理性がなければ、ただの背景、芝居の書割(舞台の背景画)にすぎません」(森下氏)
 さらに、「雰囲気づくりが目的ならば、壁紙でもよいのではないか」という学生の意見に対して「同感です」と答える。問題は、ツタヤ図書館が「なぜ壁紙ではなく、お金をかけて高い書架をわざわざつくったのか」にあるとして、こう指摘する。
「4メートルは、大人が手をのばした高さの約2倍で、踏み台や梯子がなければ上の段には手が届きません。CCCが指定管理者になる前の武雄市や海老名市の図書館には、そんな高い書架はありませんでした。しかし、実用性のない高い書架は、ツタヤ図書館にとって必要だったのです」
 ツタヤ図書館では、なぜ高い書架が必要だったのか。森下氏は、このように推測する。
「CCCが行う新刊書や雑誌、文房具の販売と、スターバックスコーヒーのためのスペース、そしてかなり広いスペースを図書館内部に確保するために、書庫を潰して開架スペースにしたのではないでしょうか」(同)
 また、開架スペースと書庫の使い分けの必要性を、こう説いている。
「図書館は本を提供しますが、ほとんどの利用者は、本という“物”ではなく、その中身、コンテンツに用があるのです。さまざまな出来事や流行のために、図書館の蔵書、コンテンツは早いスピードで陳腐化します。図書館の蔵書には、フロー(常に更新が必要な資料)とストック(比較的長く利用される資料)があります。図書館は、よく利用されるフローの資料が開架にないと魅力がありません。一方で、ストックの資料を提供することも図書館の大切な役割です。図書館は魅力的な開架スペースと書庫の両方が必要なのです」(同)
 森下氏は、ツタヤ図書館がすべてを開架にして、書庫を潰したことのデメリットについて指摘する。
「書庫のない図書館は、毎年新刊書を受け入れるとともに、必要な本を保存するという資料管理ができません。書庫のない図書館は、永続的な図書館活動という意味で、欠陥のある施設です。CCCは、図書館運営のための指定管理者ですが、その目的外の営業のために、書庫を潰し、書庫にあった古い資料を収容するために高い書架を設けたのです。
 それまで書庫にあった古い本も開架に配架されるようになりました。高層書架にダミーの本を置くかたわら、収容しなかった郷土資料や視聴覚資料などを廃棄したことも問題です。
 さらに、指定管理のツタヤ図書館としての再出発にあたり、系列の古書店から大量の古本を市の予算で購入しています。図書館は、まるでツタヤの“引き立て役”のようです。高い書架とツタヤ図書館の関係は、決して『素朴』ではないのです」(同)
 ツタヤ図書館をつくった自治体の役人や議員たちは、審議会等の場で、こうした図書館の専門家の意見に真摯に耳を傾けることは一度もなかったのだろうか。

どんなに問題があるとわかっていても、「食わしてくれる」かぎりは、安倍政権を支持

いくら何を言っても、アベノミクスは数字を残している。生活実感は乏しいけれども、最低限仕事があるとか、ほんのちょっと時給が上がったとか、面接に落とされる回数がずいぶん減ったとか、ちょっとは良くなっていると感じている人は多いはずだ。

こんなに大盤振る舞いして、たったこれだけかよ、とか、ほとんど美味しいところは大企業が持ってチャッタじゃんか、とか、文句をつければ山ほどあるにせよ、自分の足下だけみれいれば、悪くはなっていない、と言う実感は、何があろうと鉄板の内閣支持率につながっている。

平穏な時代であれば、スキャンダルで政権が倒れることもあるだろう。

しかし、失われた90年代、小泉時代、リーマンショックと、立て続けに苦しい時代を経験したあげく、民主党の裏切りに直面した日本人は、自分の生活からかけ離れたことで政治を判断しない。

どんなに問題があるとわかっていても、「食わしてくれる」かぎりは、安倍政権を支持する。

副大臣と政務官のマトモな答弁に官邸は大慌て


 副大臣と政務官のマトモな答弁に官邸は大慌てだ。

 先週21日、共謀罪法案を審議した衆院法務委員会で、盛山正仁法務副大臣が「一般の人が(共謀罪の捜査の)対象にならないということはない」と言ってのけた一件である。井野俊郎法務政務官も「捜査の結果、シロかクロかが分かる」と、一般人への捜査の可能性を示唆した。

 これまで安倍首相以下、菅官房長官も金田法相も「一般の方が対象になることはない」と繰り返し強調してきた。副大臣と政務官の答弁で、共謀罪の本質がバレたわけだが、これで法務省内の見解不一致が明らかになってしまった。どうしてこういうことが起きたのか。

「マトモに答弁できず何も分かっていない金田法相であれば、どんな質問に対しても、『一般人は対象にならない』とトボケ続けられたでしょう。しかし、民進党の逢坂議員はかなりしつこく理詰めで質問しました。捜査を多少なりとも知っていて、質問にちゃんと答えようとすれば、副大臣のような常識的な答弁になるのは当然です。官邸も金田法相の答弁能力の低さを懸念するあまり、刑事局長を答弁に立たせる形で“金田隠し”に必死になっていた。副大臣と政務官にまで気が回らず、コントロール外だったのでしょう。議論が噛み合ってしまうと、ほころびが見えてくる。安倍政権は今ごろ頭を抱えているのではないでしょうか」(政界関係者)

 実際、23日のNHKの日曜討論で自民党・茂木敏充政調会長は、「一般の市民や団体の捜査は全く対象とならない」と“火消し”に躍起だった。

■野党には法案成立阻止の“突破口”

 共謀罪法案に詳しい小口幸人弁護士が言う。

「そもそも一般の人かどうかは、特定の人を調査や捜査をしてみないとわからないことです。“一般の人は捜査対象にならない”という説明がウソだったのです」

 野党はマトモな議論の“突破口”をつかんだ。副大臣と政務官を攻めればいいのだ。さて、官邸は金田法相に続いて、「副大臣・政務官隠し」までするのか。そうなれば法案審議の異常さがクローズアップされ、国民も違和感を覚えるだろう。政府・与党が画策する“連休明け採決”などもってのほかだ。

2017年3月14日火曜日

稲田 籠池裁判に 出廷の記録 裁判所作成記録

稲田朋美防衛相が2004年12月、籠池泰典氏が理事を務めていた大阪市の学校法人「森友学園」が起こした民事訴訟の第1回口頭弁論に、原告側代理人弁護士として出廷したことを示す裁判所作成記録があることが13日、関係者への取材で分かった。稲田氏は同日の参院予算委員会で「籠池氏の事件を受任し顧問弁護士だったということはない。裁判を行ったこともない」と述べていた。

 民進党幹部は「国会答弁とは百八十度違う内容だ」と反発。同党国対幹部は「この際、辞めていただいた方がよい」と批判した。今後の国会審議で事実関係をただし、追及を強める構えだ。

2017年3月13日月曜日

ゴミの写真捏造



こんなことまでするのか
でたらめもいいところ

安倍晋三小学校の土地で見つかったゴミの写真が捏造だったという
情けない話


2017年1月17日火曜日

“読書は、人間が自分のイマジネーションで楽しむ究極の遊び”

“読書は、人間が自分のイマジネーションで楽しむ究極の遊び”

2017年1月14日土曜日

軽く褒めてあげる

“「お世辞はばれやすい」ということ。 相手の気持ちを高めようと熱意があるふりをするぐらいなら、あたりまえのこととして軽く褒めてあげる方がずっといいようですね。”